医療英語:自由に品詞転換する

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医療英語:自由に品詞転換する

 

例えば「彼は言葉が分からない」というのを日本人に英訳してもらうと、たいていの人がHe doesn’t understand the language. とします。

 

このように名詞の“言葉”を名詞の“language”に逐語訳で翻訳するのが日本人の悪いくせであり、このくせは一日も早く改めるべきです。

 

この場合、英米人であればこのように名詞表現するよりも、He doesn’t understand what I am saying. のように動詞表現(動詞を含むフレーズの表現)を使うほうが普通で、自然な英語といえます。

 

日本の翻訳の初心者はとかく、原文の品詞にとらわれて、そのまま同じ品詞に翻訳しがちです。例えばa probable winnerという英語を<有望な勝者>という日本語に訳します。

 

しかしこの場合は<勝ちそうな人>と品詞を変えて訳すほうが自然です。以下、このような品詞変更例をいくつか示します。

 

-1
Mary uttered a faint cry. She was eating soup in the dining room. 食堂でスープを飲んでいたメリーが「あっ」とかすかな叫び声をあげた。

 

-2
I put into my letter all that was in my heart. 私は手紙に自分の胸のうちをすべて書きしたためた。

 

-3
I wrote a letter to my uncle informing him of the sudden change in Mother’s health. 母の容態が急変したことを手紙にしたためて、叔父に知らせた。

 

-4
We tipped out of the room. 私たちはそっと部屋から出た。

 

-5
He said so when he had been drinking. 酒を飲みながら彼はそう言った。

 

-6
He fell asleep after two bottles of beer. ビールを二本飲むと寝入ってしまった。
She wasn’t home at midnight. 夜中の12時になっても帰宅していなかった。

 

 


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