医療英語:原著者の思考の流れをまず理解する

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医療英語:原著者の思考の流れをまず理解する

 

医療英語:原著者の思考の流れをまず理解する

 

翻訳とは先ず原文、つまり原作があって、それを翻訳者が理解したうえでその内容を別の言語で言い換えることです。

 

翻訳の第一歩は、先ず原作をじっくり読むことです。そしてその後で翻訳にとりかかります。決して翻訳することを急いではいけません。

 

原作を読み込んでいるうちに、頭のどこかに日本語が醸成されてゆくものです。翻訳者は原作者の認識をできるだけ深く追い、忠実な追体験をするように努めないといけません。

 

活字に表れた表現の裏にある作者の意図にできるかぎり肉迫し、それを間違いなく推測し、追体験しないといけません。

 

ここで忘れてはならない大切なことは、原作の全体的な文章運びはもちろんのこと、文章を構成している一つ一つのセンテンスも、書き手が考えた通りに表現しているという点です。

 

つまり、語の順序はその背後にある書き手の思考の順序なのです。

 

そこでセンテンスを正しく理解するためには、センテンスの語順に従ってその内容をくみ取って行かないといけません。

 

後ろから前に戻ったり、行ったり来たりしながら理解するのではありません。

 

原文の思考の流れを汲んで、それを翻訳に移せばいいわけです。

 

この場合に英語と日本語とではセンテンスの展開が全く逆になる場合が多いです。

 

つまり英語では「〜だ、というのは〜だから」となりますが、日本語では「〜だから〜だ」という話の展開になります。

 

そこで原文の思考の流れを十分頭にたたき込んだ上で、原文の実際の語順を忘れて、自然な日本語の流れで訳すように心掛けます。

 

そうしないと翻訳文の思考の流れがずたずたに寸断され、交錯し、再読、三読してみても文意がつかめないような硬い翻訳調の直訳になってしまいます。

 

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